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小橋さんが田上さんに願うこと?
ふとバトレボ2004の小橋vs田上戦を思い出す。
試合の内容も凄まじかったが、それ以上にゴングが鳴って勝ち名乗りを受けた時の小橋さんの顔と高山さんの言葉が妙に印象に残っている。
嬉しそうな、でもそれ以上に辛そうで悲しそうな小橋さん。
それを見た高山さんが、
「泣きそうな顔をしている」
と言った。
その瞬間を、ふと思い出した。

今現在、田上火山は絶好調だ。
小橋さんも雑誌の取材に喜色満面で応えている。
「田上明が熱くなると面白い」
その言葉の裏にも表にも、喜びで溢れているのが分かる。
前回の武道館で雪崩式のど輪落としで秋山準からピンフォールを奪って以来、田上火山のマグマは冷えることを知らず溢れ続けている。
ベルト獲りに向けて、意欲とタイミングががっちりとかみ合っているかのようだ。
ツアーのパンフレットに「NOAH温故知新」というコラムがある。
今回は田上さんの話だった。
小橋さんの歯がゆい田上評。実力があるにもかかわらず、NOAHでの戴冠は未だにない。
そんな同期の田上さんに対して、絶対的な信頼があるがゆえに歯がゆい思いをしている小橋さん。
そして小橋vs田上のGHCを賭けた戦いで田上火山は一気に噴火した。

それでも・・・小橋建太のベルトに手が届かなかった。
ベルトを獲って欲しい、けれど絶対に負けられない戦いを終えた小橋さんは、なんともいえない表情で腕を上げた。
それから一年後。
王者は変わって、奇しくも去年の2.26横須賀大会でGHC挑戦権を争った力皇が現王者。
雪辱を晴らし、NOAHでの初戴冠のチャンス。
田上さんのやる気は、私達が考える「理由」とは違うだろう。
それでも、今はタイミングが一番いい状態ではまりつつある。それは去年の小橋戦とはまた違う状態。

時は来た。

今こそ、休火山を返上して活火山・田上明になってほしい。
王者・田上明誕生の瞬間を純粋に見たい。


そして、力皇には少しだけ休んで欲しい。
それは大会を欠場する、という意味ではなく「王者」として世代交代を謳い続けるには、今のベルトは重過ぎる。
きっとそれは小橋建太という一人の絶対王者が知らず知らずつけてしまった付加価値が重りとなってリキさんを苦しめている。
だから、もっともっと強くなってからまた巻いて欲しい。
それは実力だけではなく、プロレスラーとして必要な要素を手に入れたときにベルトの重みに耐えられると思うから。
まだ、リキさんは若い方(年上ですけど)なんだから急ぐ必要はない。
他団体のベルトじゃないから、挑戦し易いしね。


個人的に田上さんに頑張って欲しいというのが大きいですが、いい試合になれば一番いいです。
ところで、丸藤vsSUWAとか来月の開幕戦あたりでみてーなー(昨日の倉敷大会でSUWAさんがちょっかいかけまくったらしい)。
今一番見たいのは丸藤vsSUWA or CIMAなんで。
by akathuki0118 | 2005-10-21 22:03 | NOAH
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ただひたすらに小橋さんの快復を希(こいねが)う。

by akathuki0118