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9/30 FLASHING TOUR'06最終戦 後楽園ホールその2
休憩時間。座りつかれたので売店に。
TARU水かけられても大丈夫なように菊ちゃんのタオルを買いに行くと、ご本人が座っておりました。
タオルを買うと、タオルにサインしてくれるって事なのですが・・・「パンフの方にお願いします」ということで、パンフを渡すと「こっちでいいの?」と不思議がられたのですが「タオルにサイン入っていると使うの躊躇っちゃうじゃないですか」と笑いながら説明したら、「洗ったらサイン消えちゃうしねー」と深々と納得されてしまった。やったことあるんだぁ・・・(笑)。

席に戻りBさんと雑談してたら、リングの調整している雷陣とブルート発見。
なぜか南側から局地的な「雷陣」コールが起こり、戸惑う本人。「あ、ども」的な会釈をしたものの理由はまったくわかってなかったポイですな。私も解らなかったけど。
なんだかなごむー。



さて、こっから後半戦開始。

第四試合
○バンピーロvs×平井伸和
(12分25秒:ライガーボム)
バンピーロはカナダ人だけど、ルチャドールだからか時間経過のアナウンスはスパニッシュでした。この試合、場外乱闘が結構あって北側ステージとか北側ベンチ席に座ってた人たちが巻き添え食らってた。
日本のジュニアのルチャドールになれすぎると、ヘビー級のルチャドールの動きはゆっくり感じられて物足りなくなってるのかなぁ・・・と感じた試合。平井さんに関してはやっぱりウスィーなぁと。結構場外でガスガスやってたし、丸め込み合戦でも張り合っていたし試合巧者は巧者なんだろうけど・・・うーん。
バンピーロは髪がひたすら邪魔そうだった。ドレッドじゃあ顔にビシビシ当たって痛痒いんだろうなぁ。試合内容はあんまり覚えて無いです。ごめんなさい。
この辺から旭がセコンドとしてついてたけど、そっちが気になったわけでは・・・





第五試合
鈴木みのる・○NOSAWA論外vs近藤修司・×"brother"YASSHI
(16分56秒:腕ひしぎ逆十字固め)
「風になれ」はやっぱり良い曲~。みのる・論外の師弟タッグも板についてきた感じ。
コンブラはヤッシーの曲で入場。これがなんと、自作のラップ。割とツボったので、驚いたかな。作曲も自作だったら結構スゴいなぁ。そういえば、みのるサンに紙テープが飛んでた。VMと抗争始めたあたりから、全日本の会場人気も上昇中?
先発はみのるサン。そして、それを見て買って出た近藤。明らかに、近藤の意識は、みのるサンに向いてる・・・というか、楽しみにしてたんだなぁ。まずはグラウンドで探りあい。やっぱりこの辺のテクニックはみのるサンの方が数段上手。腕をがっちり固めてヤッシーに「どうした、カス野郎!!」と挑発して舌を出す。しかし近藤も負けてはいない。みのるサンが近藤を三角締めに捕らえようとしたら、そのまま強引に持ち上げて自軍のコーナーに連れて行きヤッシーとタッチ。
リングインしたヤッシーが「近ちゃんに力負けしとるやないか!来て見ろ、カス野郎!!」と挑発。この時のみのるサン、すっごいしかめっ面。途中で論外が口を出すとヤッシーと口げんかに。その隙に起き上がったみのるサンがヤッシーにハイキックを見舞い、ドレッドヘアを掴んで投げ飛ばす。みのるサンと交代した論外も、真似てヤッシーの髪を掴んで首投げ。そしてロープ付近で腕十字。近藤が止めに入ろうとするのをみのるサンが京平さんを使って阻止。で、注意をそらした途端、みのるサンがロープを使って腕十字で加勢。気づいた近藤と京平さんに止められる。論外とヤッシーの闘いに戻るとヤッシーが場外に退避。逃さずみのるサンが直行してヤッシーをリングに戻し試合の権利を論外から受け取った。そしてリング上で厳しい逆エビ固め。「どうした、筋肉バカ!」という挑発に怒った近藤さんがみのるサンに突進。殴ろうとするも全部避けられる。これには会場から歓声が。それでも蹴りを何とか近藤が命中させ、カット成立。怒ったみのるサンが京平さんに近藤さんを下げさせ、ヒートする近藤さんの目の前で京平の勝ちーと言わんばかりに手を上げるみのるサン。笑った。
しかし、ロープで反動をつけて膝をかち上げるかと思いきや、コーナーで油断してた近藤にフロントハイで落とす。そしてそのままスリーパーの体勢に。論外が近藤を止めに入ろうとした瞬間・・・黒い影がみのるサンを拉致した。
え?何が起こったの?!と南側になだれ込んだ影の正体はロージー。無理やり連れ出し、南側花道で暴れまわる。リング上では論外がヤッシーと近藤にリンチ状態。このまま試合は乱入による反則裁定になってしまうのか・・・そんな不安を余所にみのるサンたちは扉の向こうに消え、売店の方に。時々不穏な音が聞こえてくるけど見えないならば仕方ない!とりあえず、論外はどうなった?!なんとやり返している。ここで負けてしまっては全てが水泡に帰す。そんな覚悟が背中に漂う論外は近藤を場外に叩き落し、ヤッシーにみちのくドライバー!しかし返され、ラ・マヒストラルもキックアウト。しかし、ここで近藤がキングコングラリアットー!!倒れた論外に見舞うはコンブラの合体技、バビロン。この辺で南東の廊下からみのるサンがロージーの頭を掴んで戻ってくる。
論外はまだ粘っている。みのるサンはロージーを鉄柵に振り、膝をめり込ませる。そして、腕を鉄柵に絡め、チキンウイングアームロックの状態に持っていく。何かを叫んでる。
よく聞き取れなかったけど、怒号だった。そして、リング上で近藤が再度キングコングラリアットを狙うがコレが痛恨の誤爆。近藤は場外へ。残されたヤッシーをラ・マヒストラルで丸め込もうとするが、再びこれをキックアウト。しかし、そこを狙いみのるサン直伝の腕ひしぎ逆十字固めに捉えた。タップを拒否するヤッシーに諦めない論外。近藤が救出しようとリングに入ろうとした瞬間、タイツを掴んで場外に落としたのはロージーを黙らせたみのるサン!!
会場中が盛り上がり、地鳴りがする。「論外、勝ってくれ!」と会場中が願っている。みのるサンが近藤とロージーを黙らせ、リングに向かって叫んでる。
「逃がすな!!」と。そう言っているような気がした。ドッと会場の空気が圧縮され、京平さんがヤッシーに確認してゴングを要請した瞬間・・・圧縮された空気が一気に爆発した。
勝ち名乗りを受ける二人。コンブラはロージーをなだめながら退場しようとしたが、論外がマイクを取り「近藤修司、次!世界ジュニア俺にかけろ!!」と絶叫。肩をすくめ、退場しようとした近藤に向かって更に「近藤、こんなに弱い俺から逃げるのかよ!」と挑発。これには振り返り敵意をむき出す。
論外がマイクアピールしている最中、本部席に預けてあった三本のベルトをリング上に並べたみのるサンがマイクを論外から奪い「おい!デブ、そこの何食ってるか分からないブクブク太ったそこのデブ!!そんなにこれが欲しいのか・・・・・・はっ(嘲笑)!ブタに小判だな」とマイクアピ。バカにされている事がわかったのか、みのるサンに突進しようとするも近藤に止められる。
「おい、てめぇらにやられた恨みわすれねぇ。俺はブゥードゥー・マーダーズ、てめぇらみてぇに弱い奴しか相手に出来ねー奴ら大っ嫌いなんだよ!」
そして、南側を向くと「おい、お前ら!次の三冠戦の相手決った。あのデブだ!論外、やれんのか?」と訊ねれば全力で頷く論外。その頭をワシワシ乱暴に撫でると「全日本!俺と論外に舞台用意しろ!!」と言い捨て退場。論外も「やるぞー!!」と絶叫した。
なんだか、みのるサンが論外の頭を撫でたのを見て(本当に気に入ったんだなぁ)とか思った。こういうのをみのるサンがリング上でやるってのが珍しいって言うか、らしくないわけじゃないんだけど・・・
燃え尽きました。

第六試合~オーバー・ザ・トップロープルール採用イリミネーションマッチ~
○TAKAみちのく・太陽ケア・カズ=ハヤシ・小島聡・武藤敬司(全日本軍)
               vs
×TARU・諏訪魔・RO'Z・ディーロ=ブラウン・ブキャナン(VM軍)
(一人残りで全日本軍の勝利)
入場はVMはTARUさんのテーマで、全日本は武藤さんのテーマでそれぞれ入場。名前をコールする際のVMに対するブーイングが凄い。メインレフェリーはボンバー斉藤レフェリーで、サブレフェリーとして村山レフェリーが場外で対応に当たる。ゴングが鳴ろうかという場面でいきなり乱闘。これで試合開始。しょっぱなはTAKAさんがVM全員に攻め込まれ、途中から諏訪魔一人に捕まる展開。いきなり元仲間の必殺技を受けまくり、劣勢だったTAKAさんがスーパーK2で諏訪魔を迎撃。武藤さんに代わる。低空ドロップからシャイニングに繋ぐかと思いきや、諏訪魔さんのキックを受け止めてのドラゴンスクリュー。そのまま四の字固めで悲鳴を上げさせた。VMが乱入し諏訪魔を救助し、蘇生した諏訪魔がアンクルホールドで武藤さんを痛めつける。なんか武藤さんって浮いてるんだよなぁ・・・理由はよく分からないけど、何かが浮いてる。足りないとかじゃないんだけど・・・なんだろな。乱入してきたTARUさんにシャイニング弾。
ラストライドを切り返し、フランケンシュタインを見せた武藤さんが諏訪魔と一緒にオーバー・ザ・トップロープで心中。VMは痛い損失となった。
▲武藤vs▲諏訪魔(8分36秒:オーバー・ザ・トップロープ)
誰もいなくなったリングにいち早く入ってきたのはカズ・ハヤシ。しかし、やっぱりVM外国人ズに捕まる。ロージーに捕まり押しつぶされる。しかし、上手く攻撃をかわしてヘロヘロになりながらもコジマさんにタッチ。入ってきたコジマさんが暴れまわる。しかし、一番驚きビビったのは「行っちゃうぞ!エルボー」をやった事。恐らく、本人は後ろに迫っていたTARUさんに気づいてなかったんだろうな・・・見てるこっちはヒヤヒヤですよ。オーバー・ザ・トップロープだっての分かってるのかな?あれ、落とされたら一発でアウトっすよ?
その後、がーっと外国人ズに攻め込まれてビックリ。コジマさん3カウント。えー!!
×小島聡vs○RO'Z(15分58秒:ライオンサルト)
ここで飛び出したのはまたもやカズ・ハヤシとTAKAみちのく。ケアは今んとこ、全く見せ場なし。ここんとこ、ジュニアと描いて「打たれ強い」と読むぐらい耐久力に優れているカズさんたち。見事な連携でTARUさんを追い込むと、TARUドリラーを切り替えしてのメキシカンストレッチでカズさんがTARUさんを仕留める。
○カズ・ハヤシvs×TARU(19分45秒:メキシカンクラッチ)
しかし、RO'Zたちが入ってきてTAKAさんやカズさんを襲撃。ケアも入ってくるが、失格になったはずのTARUさんがパイプを持って登場。カズさんに集中攻撃。そこをRO'Zが攻め入りカズさんをサモアンドライバーで討ち取った。
×カズ・ハヤシvs○RO'Z(20分39秒:サモアンドライバー)
リング上にはRO'Z、ディーロ、ブキャナン・・・そしてTAKAさん、ケア。やはり数に勝るVM外国人ズが優勢。TAKAさんがディーロとブキャナンを場外に落としたのかな?ケアはRO'Zに踏まれている。その時だった。誰かが横からサッと走ってきた。みのるサンだー!!
中に入って暴れようと思ったのか、鉄柵をガチャガチャやるんだけど、NOAHと違ってロープで括りつけてあったんですよ。だから、入れず。仕方ないから口頭で挑発。顔が真っ赤にのぼせたロージーが吼えている。その隙に逃れたケアとTAKAさんがロージーを持ち上げオーバー・ザ・トップロープで失格に追い込む。それを見届けたみのるサンが「しぃー」と満面の笑顔で人差し指を口のところに当てて「内緒だぞ」的なアクションして逃亡。まさしく「風」。
○TAKAみちのくvs×RO'Z(21分13秒:オーバー・ザ・トップロープ)
失格し、暴走したロージーがTARUさんを引きずりながら追いかける。うわ、デカいよ。
一分も経たないうちにゴン!って音がしたんだけど、すぐにロージーが戻ってきたのを見ると逃げられたっぽい。そんで扉に八つ当たりってところかな。
そんなことを思っていたらTAKAさんがブキャナンのアイアンボムで3カウント奪われてるー!!
×TAKAみちのくvs○ブキャナン(23分03秒:アイアンボム)
のこるはケア一人。この辺でTARUさんが水を撒き始める。こっちの方にも撒かれたけど、ギリギリ自分のところには届かず。危なかった・・・でもTARUさんの投げたペットボトルがお客さんに当たってた。そして、レフェリーの注意をそらそうと近藤がパイプを持ってレフェリーに見せる。もちろん止められるんだけど、その隙にブキャナンとディーロの2人にケアが攻め込まれる。これ「自分も参加してもいいですかー」って感じに見えてしまった。
TARUさんがその隙に乱入。スティールパイプでぶん殴られケアの額から大量の出血が見られる。ブキャナンは狂気に満ちた表情で、ケアの血を掬い自分の胸にXと描く。こ、恐い!!
ディーロとブキャナンの連携はまだ続く。しかし、ディーロを場外に落とすとブキャナンのバックドロップを体を反転させて切り返し、そのまま3カウント。
○太陽ケアvs×ブキャナン(27分44秒:片エビ固め)
失格した武藤さんたちの応援が白熱。必死な形相で応援しているところにTARUさんたちが殴りこむ。武藤さんなんてリングに身を乗り出して応援しているのに。会場も再び温度が上がるような、地鳴りのような応援が響く。ディーロのネチっこいSTFを何とかロープブレイクに持ち込むと一気に攻め込んだ。TKOで投げ飛ばしカバーするも斉藤レフェリーのカウントをVMが阻止。リングから引きずり降ろすと、VM全員がリングになだれ込みケアをリンチ。それを見た武藤さんたちも乱入。TAKAさんとカズさんがブキャナン、TARUさん、諏訪魔を追い出すとコジマさんがディーロにウェスタンラリアット!!続けざまに武藤さんのシャイニング弾!蘇生したケアがディーロを持ち上げ、そのままTKO34thで叩き落す。リング上に復帰した斉藤レフェリーがマットを叩く。カットに入らないようにTAKAさんたちが場外でVMを押さえつけ、武藤さんはケアを見守っていた。そしてマットが3回叩かれ試合終了。この瞬間、会場から今まで以上の歓声が飛び交い「ケア」コールが選手のテーマ曲をかき消した。
○太陽ケアvs×ディーロ・ブラウン(31分53秒:TKO34th)

試合後、やってられるかと言わんばかりにそそくさと退場しようとするVMにTAKAさんが「TARUのオジキぃ・・・一つだけ言うこと聞いてくれるって言ったよなぁ!」とアピール。すると、振り返り「なんじゃぁ」とガンを飛ばすTARUさんにTAKAさんは「何、簡単なことだよ。次は俺とお前・・・サシで勝負だぁ!!」と要求。これにTARUさんは「そんなに、早よぅ死にたいようやの。やったるわ!!」と快諾。最後はやっぱり水をばら撒き客のヒンシュクを買ってましたよ。TARUさん。
そして、VMが去る直前にTAKAさんが「ディーロ、ブキャナン、そしてロージー・・・お前らにこの言葉を最後に送るぜ」と英語で言った後「サヨナラー!マザー・ファ○カー!!」と罵った。「お前らにこの言葉を送るぜ」はDXの決め台詞でもあるので、一瞬「Suck it!!」って続くのかと思ってしまった・・・
最後に「武藤!・・・さん、小島!・・・さん、カズ!・・・お前に"さん"付けはしねぇぜ」とお辞儀をしつつカズさんにはやらない。無言でカズさん、中指立ててました。
でもその後、観客に対してもお礼を述べると「TAKAみちのくは今日を持って全日本プロレスを退団します!」と宣言。「えー!!」と不満の声や「行かないでー」と懇願する声が聞こえてくる。
「・・・・・・と思ってたんだけど、全日本プロレスがなんだかおもしろくなってきたから、もうちょっとだけ全日本プロレスで暴れちゃっても、いいかな?みんなも全日本プロレスが大好きかー?今日見たおもしろいと思う団体の名前を言ってくれー!!」と絶叫。ファンも「全日本プロレスー!」と合掌するも、慣れて無いのでタイミングが合わない。
「そうだな。やっぱり慣れてないからな・・・『ぜん、にっ、ぽん、ブイヤー!』じゃ格好悪いから、これでどうだ?『ぜん、にっ、っぽん、マザァー!!』だ」
武藤さんもコジマさんも笑ってる。カズさんは何だか優しく見守ってる。さて、締めだ。
『ぜん、にっ、ぽん、マザァー!!』
今度は綺麗にハモり、ハッピーエンド。いやー、楽しかった。
帰ろうと非常階段に向かったら、TAKAさんが控え室から出てきてすれ違った。うーん、背中が広いよなぁ。


最近の全日本は面白い。確かに、中ダレしそうになるところもあるんだけど・・・起承転結がパッケージを通して明確っていうか、そんな感じがする。
こういうノリ、自分大好きなのですよ。いやー、楽しかった。
by akathuki0118 | 2006-10-02 22:34 | 観戦記
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ただひたすらに小橋さんの快復を希(こいねが)う。

by akathuki0118