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野良猫の代償

今日、久しぶりに野良猫を見かけハッとした。

片目が潰れていた。



思わず窓を開けて、その野良に駆け寄りたくなった。

出来るわけがない。

「助ける」ということは、一時的なものであってはいけない。

助けたからには死ぬまで面倒を見続ける。
これは、人間と野良の間にある暗黙の、それでいて絶対的なルールだと思ってる。

だから、引き取ることも出来ないのに、里親を見つけることも出来ないのに、
手を出してはいけない。

半端な同情は、無意味だ。
傷は新しく、多少の出血が見られた。

数日前には無かった傷。


早く手当をしなければ、傷は化膿してしまう。
でも、何も出来ない。
家には既に猫がいる。何よりも、その猫はクロと同じオス猫だ。

猫が死ぬまで、面倒がみれないならば助けてはいけない。

解ってた。



命を助けるって事は、そういうことだから。
「飼う」って言葉は嫌いだけど、それでも動物を「飼う」って事は一生、その命を大切にして愛してあげることだから。
それは最低限の事。それすらも出来ないなら、助けちゃ・・・拾っちゃいけない。




近所には何匹かの野良猫がいて、その殆どがオスだったりする。
そのため、縄張り合戦が行なわれることはしょっちゅうで、うちのクロもよく参加していた。
よく考えたら、チーズ姐さんもおなかに穴が開いたような状態でうちに来たぐらいだから猫同士の喧嘩でも死に至ることもあるのだろう。
だけど、それでも・・・ね。











ちきしょう・・・
by akathuki0118 | 2006-04-18 22:22 | その他雑文
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ただひたすらに小橋さんの快復を希(こいねが)う。

by akathuki0118